
こんにちは
管理者 とも@生き方カウンセラーです
理科嫌いな人っていますよねー
「理科」という語句を聞くだけで、「聞きたくなーい」と思ってしまう
だけど、理科の成績も上げないと、希望する進路に進めないために悩んでいる
このような人のために、教員を20年以上、カウンセラーとして5年以上活動しているtomorrow@生き方カウンセラーが、この記事を読むことで次のことをお伝えします。
1 理科が嫌いな人でも成績は伸びるのか!
→伸びずらい
2 理科の成績を伸ばす3つの方法!
(1)理科が嫌いな自分について話をしながら考える
(2)体験する
(3)体験を共有する
1 理科が嫌いな人でも成績は伸びるのか!

そもそも、理科が嫌いな人でも、理科の成績は伸びるのでしょうか
伸びずらい
このことは、研究の結果※から、「理科の好きな人はテストの点数が高くなる」ということがわかっているからです
では、どうしたら、理科を好きになって成績を伸ばせるのでしょうか
2 理科の成績を伸ばす3つの方法!

理科を好きになって、成績を伸ばす方法は、次の3つです
(1)理科が嫌いな自分について、話をしながら考える
(2)体験する
(3)体験を共有する
(1)理科が嫌いな自分について考える
まずは、自分自身のことを考えてみましょう
理科のどんなところが嫌なのでしょうか
「理科が嫌いな理由」として、よくあがってくることとして、
①計算する②理由を考える③自分の考えを書く
などがあります

「理科が嫌いな理由」は、そもそも「理科」のことなのかなぁ
①なら、算数・数学?
②なら、国語?
のことにならないですかねー

そうじゃないですよー
理科は、①から③が組み合わさっているから、どうしていいのか分かんなくなるです

そうそう
実験だけやっていたら楽しいのに・・・
その理由って言われても、どう考えていいのかわからなくなるー

なるほど
つまり、実験をする→その結果から出てきた理由を、計算や文字を使って説明していく方法がわからない、ってことなのですね
このように、誰かと話をしていくことで、自分自身は何ができなくて、理科が嫌いになっているのかを明確にしていけるようになってきます
すると、いくつかの原因が重なっていることがわかってくるようになる場合が多いです
そこで、それらの重なりを1つ1つに分けて、考えていくことで、嫌いなことの解決につながっていくこともあります
また、理科で「おもしろい」ことして、よく挙げられるのが、「実験」があります
「実験」などの「体験する」ことは、理科の醍醐味の1つでしょう
(2)体験する
「体験する」・「実験する」ことによって、自身がついていきます
「体験する」ことで、想像はしていたけど実際には見たことないことや、今まで想像もしてこなかったことなど、自分のこれまで経験してこなかったことが得られるという経験が得られるからです
また、自分でその経験を作ることもできます
この結果、「ワクワク」したり、「やったー」と嬉しくなったりという興奮や満足感が育まれ、自分への自信がついていきます。
(3)体験を共有する
さらに、自分がした体験を他の人と共有することで、自己受容がすすみます。

「自己受容」についてはこちらをご覧ください
他の人に自分の体験を共有するために、人と話をします
人と話をしていくと、次のように深掘りされていきます

あの実験したら、こうなったんだよー

そうなんだー
私も、こんなになったよー

じゃあ、どんなことがあって、こんな結果になったんだろ〜

それは・・・
起こったことについて、仲間と協力しながら、その原因を考えたり、調べたりする
このような経験を通して、より真実に近づいていきます
いわば、パズルのピースを1つ1つはめて、1枚の絵を、仲間と一緒に完成させていく感じです

パズルを解く過程で、自分の考えが仲間の役に立ったり、仲間の考えを信頼していく経験を重ねていくことで、「自己受容」がすすんでいきます
人は、「自己受容」がすすむことを気持ちいいと感じ、さらに「繰り返して感じたい」と思います
しかし、同じ程度のことをしていても、あまり満足が得られなくなります
そこで、さらに深く学び、より知識を身につけたくなっていきます
その結果、理科の成績が上がり、理科という教科を「好き」となっていくと考えます
3 まとめ
「理科の成績を伸ばせるか!理科嫌いの人が理科の成績を伸ばす3つの方法」についてまとめます
1 理科が嫌いな人でも成績は伸びるのか!
→伸びずらい
2 理科の成績を伸ばす3つの方法!
(1)理科が嫌いな自分について考える
(2)体験する
(3)体験を共有する

スピノザは、「神はすなわち自然である」と言います
また、アインシュタインはこのスピノザの言葉を受けて「私は神のパズルを解くのが好き」
と言います
神=自然のパズルを解くことが、科学・理科の楽しいところなのだと思います
最後まで、「これからの学校を作る相談室」をよんでいただき、ありがとうございました
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参照
※ 松浦拓也(2007)「理科の到達度に影響する情意的要因に関する考察ー小・中学生の比較を中心にしてー」『広島大学大学院教育学研究科紀要 第二部 文化教育開発関連領域』第55号 21-25に、「理科の好き嫌いは学習生成期や学習に対する積極性に影響を及ぼす」とあります。
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